新しい日記

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自動送りカルーセル

ノートルダム大学にてwebコミュニケーション・web開発におけるディレクションを研究するErik Runyon氏による自動送りカルーセルのクリック率が公開されている。


Carousel Interaction Stats - June 2013 Update | Erik Runyon

ルーセルそのもののクリック率はたったの1.07%!
しかも、そのうち89.1%が1枚目のスライドとのこと。

確かにカルーセルってクリックしないかも。ぼんやり流れているのを見る程度でスクロールしちゃうかな。

webサイトに訪問するときというのは大体欲しい情報をキャッチするためであるので、
ユーザはアクセスした瞬間から欲しい情報の書いてありそうな場所を探すのでは

ルーセルで多い下部に出る丸いナビゲーションは自分の欲しい情報をガイドしてない。

何があるのかわからないから見ない、いちいちクリックしない

というパターンが考えられる。


あとはファッションブランドの公式サイトだったりの写真が重要でそれをたくさん見せたいサイトなんかだと、カルーセルをキービジュアル的な使い方してるのも多いよね。

各スライドがそれぞれ強いコンテンツを保持してるような重要ものではないので、全体的に何枚か見て雰囲気掴んで欲しい!というかんじでしょうか(?)

こういう例を考えると、カルーセルは使い方によってはサイトに動きが出て華やかに見えるけど、クリック率を考えると、重要な情報を載せるというよりはキービジュアル的な雰囲気作りに使ったりが無難と思いました。


尚、以下はニールセン・ノーマンのカルーセルのデザインガイド


Designing Effective Carousels

Summary: Carousels allow multiple pieces of content to occupy a single, coveted space. This may placate corporate infighting, but on large- or small-view ports, people often scroll past carousels. A static hero or integrating content in the UI may be better solutions. But if a carousel is your hero, good navigation and content can help make it effective.

ルーセル+わかりやすいナビゲーションが重要なんですね


ルーセルVS普通のバナーの比較もありそうだし調べてみよう〜