sourcetree で Git Flow を使ってみる
お恥ずかしながら、役職名の中にエンジニアって単語が入ってるのに git は sourcetree で使ってる。
git コマンドもあんまり詳しくないし…
sourcetree で git flow というブランチ管理をするにあたってのメモです。
まずmasterがあります。
新しい案件Aが入ってきたので開発したいです。
なので、ブランチを切ろうと思います。
ここで、右上のほうにあるGit Flowを選択します!!
そうするとこんなオプションが出てきます。
私はこのまま使っています。このままOKを押す。
そしてもう一回Git Flowを押すとこんなのが出てくる
今回は新しい開発案件なので、新規フィーチャーを選択しましょう。
他のものについては後ほど書きます。
そして、何かしら編集をしたら普通にコミットしたりプッシュしたりします。
sourcetreeならorigin/feature/featureAというようにブランチが進んでいることがパッと見てすぐにわかります(そりゃそうですね)
ひと通り開発が終わったらこのフィーチャーを終わりにしましょう。また、Git Flow をクリック。
ここでは推奨されるアクションであるところの「現在のブランチを終了」をクリックします。
そうするとfeatureAというブランチはdevelopブランチにマージされ、ローカルブランチは削除されます。
じゃあ次に違う案件Bが入ってきたのでまた同じように新規フィーチャーを開始しましょう。
同じように作業してコミットしてプッシュして〜
案件Bを作業中のところ、同時に案件Cも進めて欲しいと言われました。
そんなときはまたGit Flowをクリックし、「現在のブランチを終了」の下にある「その他のアクション」というプルダウンメニュがあります。
このプルダウンメニュから新規フィーチャーを開始を選択すると、featureBブランチはそのままに、developブランチから新しくfeatureCブランチが切れます。
そして、作業してコミット&プッシュした様子
ブランチっぽくなってきた
そこで、案件Cが作業終わりました。Git Flowから「現在のフィーチャーを終了」でdevelopにマージ&featureCブランチ削除。
次に、案件Bも作業終わりました。同じく「現在のフィーチャーを終了」。何かコンフリクトしてたら解決しましょう。
ここまでで案件A、案件B、案件Cが終わったので、リリースすることになりました。
現在ブランチの様子をみるとdevelopブランチは進んでるけど、masterは最初のコミットのままですね。
リリースする情報はmasterにいれたいので、リリース準備作業をしましょう。
ここでまたGit Flowをクリックし、「新規リリースを開始」を選択すると、releaseブランチを切れます。
ここで何かしら準備して、ファイルの変更などがあったら普通にコミット&プッシュ。
全部終わってリリース出来る状態になったら、Git Flow から 現在のブランチを終了を選択。
そうするとこんな画面がでてきます。
メッセージのタグは適宜わかりやすく書いておきましょう
そして、OKをクリックするとreleaseブランチの内容がmasterとdevelopにマージされこんな状態になります。
枝分かれしているな〜
あとはdevelopとmasterの両方にチェックついてるか確認してプッシュすればおしまい。
さて、ひと通り終わってリリースしたけど、細かいところの修正依頼が来ました。
そんなときは Git Flow の 新規ホットフィックスを開始を選択しましょう。
masterブランチからhotfixAブランチが切れます。
何かしら修正してコミット&プッシュが終わったら、Git Flow→現在のブランチを終了を選択。
そうするとreleaseブランチを終了したときと同じような画面が出てきますので、同じようにメッセージ書いて、OKをクリック。
先ほどのreleaseブランチを終了させたときと同じです。
hotfixAブランチがmasterとdevelopの両方にマージされます。
あとはdevelopとmaster両方プッシュしておいてね!
各ブランチの使い方としては、
フィーチャー→新しい開発用。案件ごとに分けて作るのが○。このブランチを開始するときはdevelopから切られ、終了するときは、developブランチにマージされる。masterには関与しない!
リリース→フィーチャーが終わり、リリースに向けて作業するブランチ。developから切られ、developとmasterの両方にマージする。
ホットフィックス→小さい修正など用。masterから切られ、developとmasterの両方にマージする。
このようになると思います。
気をつけなきゃいけないと思うのは、各ブランチの終了のタイミング。
特に、リリース作業をすることが確定するまでフィーチャーブランチは終了させないほうがよいということ。
むやみやたらとフィーチャーブランチを終了させると、developブランチになんでも案件が混ざってしまいます。
そうすると、リリースブランチを切って〜終了させるときに、別の関係ない案件もmasterにマージしちゃう可能性があります。
逆に、この案件とこの案件はセットで納品したいというときは、それらのフィーチャーブランチを終了させてからリリースブランチを切ってマージすれば、スムーズにできます。
上手に使って運用に活かしましょう。